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「星野リゾート」Trip.45 |[★宿泊券プレゼント付き!]日本屈指の温泉と、自然豊かな原風景に身をゆだねる。「界 由布院」。
#観光

2023.12.23sat

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「星野リゾート」Trip.45 |[★宿泊券プレゼント付き!]日本屈指の温泉と、自然豊かな原風景に身をゆだねる。「界 由布院」。

旅好きな人にとっては憧れの「星野リゾート」。極上ステイを叶える独創的なテーマで圧倒的非日常を提供するホテルから、街の活気や文化を丸ごと楽しむサービスを提供するホテルまで5種類のサブブランドを抱えますが、どこも素晴らしいホスピタリティで多くの旅行者を魅了しています。雑誌『ケリー』編集長が毎月「星野リゾート」の施設を訪れ、現地の旬の魅力をお届けしているこの企画。第45弾は、棚田を望む景観と隈研吾氏がデザインする建物の素晴らしき建築美、日本屈指の名湯が心を解す温泉旅館「界 由布院」へ。宿泊券プレゼントもお見逃しなく!

profile 雑誌『ケリー』編集長・堀井好美
「星野リゾート」をこよなく愛し、国内外の全施設を制覇するのが夢。「界 由布院は、いつか訪れたいと願っていた場所。温泉と建築のすばらしさが気になっていました」と編集長。

美しい棚田を囲むように、風格を備えた棟が並ぶ圧巻の景観。

「大いなる田」に由来すると言われる大分県。ここ由布院は、大分県別府温泉の奥座敷とも称される、落ち着きのある温泉地としてあまりにも有名な場所です。「界 由布院」には日本の原風景的な棚田が広がり、遠くには由布岳が望めるロケーションが最高。すべてのデザイン設計を隈研吾氏が手がけ、コンセプトは「棚田暦で憩う宿」に。そこにある自然と、新しく生み出された建築物の見事な融合に圧倒されます!

フロントロビーの床は砂利や土、石灰などを混ぜて固め、農家の玄関「たたき」をイメージ。カウンターはかまど、その背後は温もりを感じる漆喰を採用した、シックな作りがとても印象的。

かまどには玄米が入った釜がある遊び心も! 「テーマに基づいた表現を徹底しているあたりが素晴らしいです」と編集長。

落ち着きを払うフロントロビーの奥に目を向けると、突き当りには坪庭が。飛び石や竹の植栽など、ふと目に飛び込んでくる自然の景観にも心が和みます。

同じフロントロビーのフロアにある「トラベルライブラリー」は、大分の象徴ともいえる竹をフローリングに用いています。そしてここからの景色は、お待ちかねの棚田! 日本の豊かな原風景とともに、本を読み、お茶をいただく。ずっといられるほどの心地よさです。

トラベルライブラリーから一歩外に出て「棚田テラス」へ。宿の中央にある棚田は、春は田植え前の水をたたえている風景、夏は揺れる青々とした稲穂、秋は一面が金色に…と、表情を変え、どの季節に訪れても魅力的な一面を見せてくれます。

蛍が舞うような淡い照明が幻想的。ご当地部屋「蛍かごの間」。

全45室すべての客室が、ご当地部屋「蛍かごの間」。大分が生産量日本一とされるマダケを使ったソファやインテリアが配され、照明には部屋の名前にもなっている「蛍かご」を模した照明が使用されています。

「蛍かご」は古来、かごに蛍を飼うことで簡易的な照明して使用したされたもの。この宿の「蛍かご照明」は、国東半島で栽培されている希少な七島藺(しちとうい)が使われているので、独特な風合いや優しい香りを感じられます。ぜひ日が暮れた後に点灯して、その幻想的な美しさを体験して。

こちらは、ご当地部屋の中でも5棟のみの「離れ」。棚田やくぬぎ林に面した離れは、響き渡る虫の音色に包まれる特別な空間。自然の穏やかな景色と青空、澄んだ空気を独り占めしているような贅沢な造りです。室内の畳には蛍かごの素材と同じく七島藺が使われているので、部屋に入った瞬間からさわやかで優しい香りに包まれます。

晴れた日は、縁側で日向ぼっこも◎。「何もしない贅沢を、心から感じ、楽しめる場所です」と編集長。

離れには「棚田離れ」と「くぬぎ離れ」があり、「くぬぎ離れ」には専用の湯小屋がスタンバイ。誰の目線を気にすることもなく、風を感じながら湯浴みを心行くまで楽しめます。

「温泉いろは」で、由布院の温泉を学んで効能を得る!

「日本屈指の名湯・由布院の“温泉いろは”だからとても興味深いです」と編集長。「温泉いろは」とは、界の各施設で行われているアクティビティで、その場所の温泉の歴史や効果、より良い入浴方法などを教えてくれます。「界 由布院」では、まずは紙芝居でこの地にまつわる太古の歴史から。温泉に浸かると正面に見える由布岳と、鶴見岳、久住山が三角関係だった?なんていう逸話にも興味津々になっちゃいます。

そして入浴前のストレッチを実践。内風呂には熱湯とぬる湯の2種類があり、交互浴の仕方についても聞くことができます。

いざ温泉へ。正面には噂の(?)由布岳。ピクチャーウインドウ越しに見ても迫力があります。

露天風呂に出れば、由布岳がさらに大きく芸術的な美しさに感じられます! この日は天候のコンディションもよく、悠々としたたたずまいを眺めることができました。
こちらの温泉は、弱アルカリ性の単純温泉。低刺激で肌当たりが優しく、化粧品にも使われる成分を含んでいるとか。「入浴後はとにかく肌がしっとり&もっちり。お湯自体はさらりとした感触で、心身ともに深くリラックスできました」と編集長。

しっかり温泉に浸かった後は、湯上がり処で水分補給。大分の名産・かぼすを使った「かぼす蜜」やハーブをブレンドした麦茶を飲むと、ぐんぐん吸収して体内から浄化されていくような感覚に。

名古屋で出合わない、野山の恵みが食べられる特別会席に舌鼓。

大分の食文化を生かした「特別会席」は、この土地ならではのジビエを「界」流にアレンジした料理が登場! こちらは先付け「猪と椎茸の最中パテ」とサラダ。サクッと香ばしい最中に、しいたけと猪肉ミンチのダブルのうま味を感じるなめらかなパテは、初体験のおいしさ! クレソンのサラダには猪肉のハムを加え、かぼすのすっきりとした味わいのドレッシングでいただきます。

「界」施設で八寸などの盛り合わせを表す「宝楽盛り」には、竹や竹のモチーフの器や、伝統工芸品の小鹿田焼きの器で、ご当地流の華やかな盛り付けに。月替わりのお造りや旬の食材を使った小さな料理を、いろいろ少しずつ。

「ももんじ」とは江戸時代に猪や鹿、狸などのジビエのこと。特別会席のメインには「山のももんじ鍋」が食べられます。猪肉は野性味のある赤身のうま味が強く、味わいもさっぱり。木の実をエサにしているので、木の実ダレとの相性が◎。鹿肉は低カロリー高たんぱく質、鉄分が多いことで、近ごろ女性人気急上昇。フルーツの甘煮と太白ごま油のタレで洋風な味わいに。名古屋では出合えない穴熊は、脂身に甘みがあっておいしいとされるお肉なので、かぼすおろしでさっぱりと。牛肉は濃厚さを楽しめる黄身しょうゆのタレがマッチします。これらの肉を、すっぽんのだしでくぐらせて食べるという贅沢さ! 口の中に押し寄せる野山のうま味を存分に楽しめます。

朝霧テラスからの眺めも楽しむストレッチで、朝食もモリモリ進む!

小高い場所にある「界 由布院」は、朝霧が立ち込めやすい場所。「朝霧テラス」と名付けられたスペースでは、毎朝「棚田体操」が行われます。スタッフさんが準備してくれたゴザに着座してスタート。呼吸法とストレッチを組み合わせた体操を行います。

呼吸をゆったりと整えながらストレッチをし、体をほぐしていきます。その後は、由布院ならではの動きを取り入れたエクササイズがスタート。棚田をシンボルとする「界 由布院」では、“田植えスクワット”がユニーク!「空気が良いので、深呼吸やエクササイズがとっても心地いい! 頭もスッキリしました」。

「棚田体操」を行った朝霧テラスは、パブリック棟や宿泊棟からは少し離れているので、早朝のお散歩もできて一石二鳥。部屋に帰るころには日が昇り、あたりの景色が色濃く鮮やかになっていることに気づきます。

スッキリとした目覚めを感じた後の朝食は格別。棚田を目の前にしながら、ご当地の食材や調理法を含んだ「ご当地朝食」をいただきます。「界 由布院」の朝食は、和食と洋食から選べるのがポイント!

和食は、卵焼きや焼き魚、煮物いろいろ、団子汁など品数豊富!

卓上に準備された炭火焼のセットでは、野菜をじっくりと焼きます。加熱した野菜たちは甘みが増して、体に染み渡るおいしさ! 豚の角煮をあぶって食べれば、脂が程よくとろんとした食感に。

洋食は、ベイクドエッグとポーチドエッグ、パン各種&サラダと、ビタミンとタンパク質がしっかり獲れる組み合わせ。ベーコンとソーセージは、和食の野菜と同じく、炭火で焼いて熱々をいただきます。
朝から炭火で食材を焼いて食べるという、ゆったりとした時間がなんとも贅沢!

祈りを込めてわらを綯う。お守り作りから日本の文化を体験。

全国の「界」施設にて、それぞれのご当地文化を体験する「ご当地楽」。「界 由布院」では、農閑期の手仕事「わら綯い」の体験ができます。「わら綯い」とは、わらを柔らかくしてより合わせて、縄を作ること。今回は、水引を使ってお守りを作っていきます。

「わら綯い」には、日常に馴染む右綯いと、しめ縄など神様のお供え物とする左綯いがあるのだとか。今回のお守り作りは、左綯いで行います。わらの根本を足で押さえながら、V字にしたわらを両手で綯っていきます。

「細いわらを手のひらで転がしながら強くして、それを1本に綯っていく作業が難しい!想像以上に手中力が必要…」と編集長。

1本になった縄を転がして、強度を均等に馴染ませます。この手作業は大変ですが、わらを霧吹きで湿らせた香りや、より合わせる時の音と感触は、どことなく懐かしいようで癒されます。

縄のより目に水引を沿わせ、しめ縄のように丸く形を整えていきます。

こうして完成したお守りがこちら。手のひらサイズでかわいらしい仕上がりです。作る人によって縄の網目も様々なので、さらに愛着も沸きます。

「綯い」を作る工程は、両手を合わせるお祈りの仕草に似ていることから「祈りの形」とも呼ばれているとか。その言われや手技、物を無駄にしない精神などを思うと「とても希少な体験ができたと感じます」と編集長。「界 由布院」の自然恵みと和の奥ゆかしさを実体験したところで、今回の旅取材も終了。さて、次はどこの星野リゾートへ?次回もお楽しみに!

界 由布院

住所
 大分県由布市湯布院町川上398
時間
 IN15:00/OUT12:00
駐車場
 あり
カード
 可
料金
 1泊3万5000円~(2名1室利用時1名あたり)※夕朝食、税・サービス料、入湯税すべて込)
公式サイト
 https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiyufuin/
インスタグラム
https://www.instagram.com/hoshinoresorts.kai/

※掲載されている情報は、2023年10月時点のものであり、変更となる場合があります。

PRESENT
「界 由布院」の宿泊券(1泊)をペア1組にプレゼント!
応募締切は2024年2月1日(木)

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KELLY Editors

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