待望のグザヴィエ・ドラン監督最新作『マティアス&マキシム』の魅力を人気のインフルエンサーがシネマトーク

▼トークの前に『マティアス&マキシム』の予告をチェック!

STORY

マティアス(ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス)とマキシム(グザヴィエ・ドラン)は30歳で幼馴染。ある日、友人の妹のお願いで、彼女の撮る短編映画で男性同士のキスシーンを演じることになった二人は、その偶然のキスをきっかけに秘めていた互いへの気持ちに気付き始める。美しい婚約者のいるマティアスは、思いもよらぬ相手へ芽生えた感情と衝動に戸惑いを隠せず、マキシムはこれまでの友情が壊れてしまうことを恐れ、想いを告げずにオーストラリアへと旅立つ準備をしていた。迫る別れの日を目前に、二人は抑えることのできない本当の想いを確かめようとするがー。

ポスターにならって『マティアス&マキシム』風に撮影。人気インフルエンサーカナコさん(@kyana228m)と、モデルの後藤理沙子さん(@risako_goto)が映画の魅力について語り合います!

観た直後の感想を教えてください!

カナコさん  日々の中で当たり前にあるものが突然に形を変えることもあるんだなと率直に思いました。
後藤さん  そうですよね。急に友情が愛情に変わって、一緒にいたいけど、大人になると好きという気持ちだけでは、一緒にいられないですよね。
カナコさん  本当に!私も家族や友人に愛を持っているとは思うけど、それが恋だと気づいても自分だったら友情を壊すのが怖くて踏み出せないと思います。

後藤さん  私も!主人公2人に共感する部分がありました。でも、本来大切なことって、相手がどうかではなく、自分が好きかどうか。愛とは何のか、改めて考えさせられました。

ここが見どころと思ったポイントは?

カナコさん  友人役の人がドラン監督の実際の友人とのことで、すごく仲が良いことが伝わってきます。自然と伝わってくるこの雰囲気もぜひ観て感じてほしい!
後藤さん  わかります!実際の友人ということもあって、掛け合いが良かったですよね。

カナコさん  みんなの衣裳にもドラン監督はこだわっているようで、服装でも一人ひとりのキャラクターが見えて良かったです。本作でもファッションは、注目ポイントですね(笑)
後藤さん  はい!そこもですね。また、全くライフスタイルの異なる二人が抱えている人間関係、家族や仕事、友情について毎日葛藤しながらも、成長していく姿にじ〜んとくるものがありました。

印象に残ったシーンも教えてください!

後藤さん   友人の妹が二人にキスシーンをお願いするシーンですね!戸惑う二人に対して、それが美しいと言い切る友人の妹・エリカの対照的な反応が印象的でした。その背景には、まだ生きづらいと感じてしまう寛容度の低さだったり、バイアスがかかっているのかもしれないと考えました。ジェンダー問題に向き合うきっかけとなるシーンでした。
カナコさん  そこは考えさせられる部分ですよね。私は、友人たちの中で二人だけが感じている気まずい空気感や芽生えた感情への違和感を表現しているシーンも良かったです。
後藤さん  二人にしかわかない空気感は、日常でもありますよね。私自身も同性愛に対して同じ意見を持っていて、実際に私の周りにいる同姓カップルがいるので、当事者しかわからない困惑があるのかなと思いました。

カナコさん  確かに。本人にしかわからない気持ちはありますね。あとは、マキシムのあざにキスするシーンも感動しました!
後藤さん  見どころはいっぱいありますよね!感動するシーンも観てからのお楽しみですね。

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ドラン監督といえば定評のある映像と音楽はどうでしたか?

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【9月25日公開】話題の映画『マティアス&マキシム』の魅力を人気インフルエンサーがシネマトーク

WRITER

Mai Shimomura

Mai Shimomura

岐阜県出身。スタジオやブライダルでの 撮影経験を6年経て、編集者へ転身。 カメラと映画が好きなミーハー女子。 素敵な出会いを写真に記録しながら、 みんなの心に届くモノを発信したい。

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