カレー屋MOSH

一方、11時30分から14時のランチタイムには、スープを取るところから手作りするスパイスカレー3種類(1種 税込900円、あいがけ1000円)と、台湾丼やタコライスなど、こちらも店主が一から作る「MOSH飯」(税込700円)が味わえます。さらに、そのMOSH飯とスパイスカレー1種類をワンプレートで楽しめる「MOSHプレート」(税込1000円)もラインナップされています。

「麺屋玉ぐすく」のスープを生かした3種のスパイスカレーとMOSH飯を

「MOSHプレート」(税込1000円)。カレーは3種類の中からセレクトできる。写真は、バターチキンカレー+台湾丼

 
カレー屋MOSHの最大の魅力は、数々の賞にも輝くラーメン店「麺屋玉ぐすく」のスープ(出汁)を使っているところです。けれど、そもそもラーメンのスープを、カレーのルウにも生かせるものなのでしょうか? そんな素朴な疑問を、店主に投げかけてみました。

「スープは、丸鶏や魚介などを長時間煮込んで、うま味を取り出します。そのスープをベースに、メインとなる具材を調理します。そのとき、煮込み過ぎず、適度に火を通すことで、メインの具材もスープも両方おいしい、一皿に仕上げることができます。それは、ラーメンもカレーも変わりません」と、店主は丁寧に教えてくれました。

例えば、この日の「バターチキンカレー」では、ベースとなるスープも名古屋コーチンや錦爽(きんそう)どり、近江鶏など、鶏肉からとっています。メインの具材が魚介系のときは、スープも本枯れ節や宗田節、鯖節、日高昆布などから取るそうです。このスープ(出汁)を取るところに、麺屋玉ぐすくで培ってきたノウハウを生かすことで、カレー屋MOSHの奥深いおいしさが詰まったルウは作られているのです。

スパイスの配合はグラム単位で調整

 
それだけではありません。もう一つのこだわりがスパイスです。一つのカレーを仕上げるのに、数多く使うスパイスそれぞれを、グラム単位で調整することで、最もおいしい配合を見つけるように試作を重ねているそうです。MOSH飯とスパイスカレーを、一緒に味わうときの全体的なバランスまで考慮しているとのこと。さらに、副菜も含め、プレート全体でおいしさが増すように、副菜のドレッシングまで手作りしています。

昼はスパイスカレー、夜は家庭料理と、二つの楽しみ方ができるMOSH。ぜひその両方を、堪能してみてください!

※掲載内容は2020年1月時点の情報です

ばんしゃく家MOSH・カレー屋MOSH

営業時間
カレー屋MOSH
11:30〜14:00(LOは13:50)
ばんしゃく家MOSH
17:00〜24:00(LO)※土曜は13:00〜
定休日
カレー屋MOSH
火曜、土曜
ばんしゃく家MOSH
日曜
場所
名古屋市千種区今池1-9-4 人情屋台今池店内
駐車場
なし
タバコ
カレー屋MOSH
禁煙
ばんしゃく家MOSH
喫煙可
カード使用
不可
問い合わせ
なし
公式サイト
https://mosh.nagoya
Instagram
https://www.instagram.com/banshakuya_mosh/(ばんしゃく家MOSH)
https://www.instagram.com/curry_mosh/(カレー屋MOSH)
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「ばんしゃく家MOSH」&「カレー屋MOSH」が開店!夜は家庭料理、昼はスパイスカレーが楽しめる【名古屋・今池】

WRITER

Masahiro Sugiyama

Masahiro Sugiyama

金沢の出版社、東京の雑誌『自休自足』(現『TURNS』)の編集部を経て、2009年に独立。2016年秋から、地元・愛知へUターン。月刊『KELLy』では、おでかけ記事を担当し、年間200軒以上のショップや飲食店を取材!著書に、『ふだんの金沢に出会う旅へ』『レトロカーと。』(ともに主婦の友社)など。

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