自家焙煎コーヒーとスコーン専門店「Coffee Sen」が瑞穂区にオープン！【名古屋市】

2023年3月21日（火）、コーヒーとスコーンの専門店「Coffee Sen（コーヒー セン）」が名古屋市・瑞穂区にオープン！ これまで実店舗を持たないお店として、オンラインショップやイベント出店でスペシャルティコーヒーやスコーンを販売してきた「Coffee Sen（コーヒー セン）」。 この春、名古屋市・瑞穂区に店を構える手作り石鹸屋「ゆくりね（@yukurine）」と同じ建物内に、実店舗として誕生しました！ そこで今回は、お店を始めたきっかけやスコーンへのこだわりを、さっそく編集部がうかがいました！ 築85年の古民家をリノベーション！古材を使用した心温まる店内 名古屋市・瑞穂区にあるコーヒーとスコーンのお店「Coffee Sen」。店名には、「人と人とはどこかで“線”のようにつながっている。一杯のコーヒーが、人々をつなぐきっかけとなるように」という想いが込められています。 そんな「Coffee Sen」が、手作りせっけんとアロマのお店「ゆくりね」の建物内に加わり実店舗としてオープンしました！ こちらは、木の温もりやどこか懐かしさを感じる店内。そんな趣深い店内は、築85年の古民家をリノベーションしたのだとか！ さらに、建物の趣や歴史がなくならないようにと、インテリアやカウンターには桑名の古材屋（＠tsunagu_kozai）の木材を使用。使われなくなったはずのものを“アップサイクル”して利用する、こだわりのある空間も見逃さないで。 素材にこだわりも。サクほろ食感のスコーン ふんわりと香ばしく、甘い香りが包み込む「Coffee Sen」のスコーン。一日寝かせたガナッシュタイプの生地なので、クッキー生地よりもサクほろ食感に！スコーンには、無添加の食材を使用しているのもうれしいポイントです。 「レモンスコーン」（360円）と「Sen blend」（500円） 店主おすすめの一番人気「レモンスコーン」。しっとりとした生地に、ふんわりとレモンの風味が感じられるスコーンです。口に入れた瞬間、レモンのさっぱりとしたアイシングと爽やかな味わいが広がります。 「Sen blend」は、ナッツのような香ばしさを感じられる、自家焙煎のスペシャルティコーヒー。後味のスッキリとした柔らかな甘みと酸味があるので、塩気のあるスコーンにぴったり！ 「カフェモカスコーン」（350円） こちらは、「カフェモカスコーン」。ハンドドリップで淹れたコーヒーを使用した香り豊かなスコーンです。コーヒーのほろ苦さと、たっぷりのチョコチップがほどよい甘さになってベストマッチ◎。 その他、季節のスコーンや、キタノカオリの全粒粉を使用したスコーンなども登場！ぜひ、お店に足を運んで好きなフレーバーのスコーンを見つけてみてくださいね。 次のページ… まるでお菓子のよう！手作り石鹸屋「ゆくりね」 まるでお菓子のよう！手作り石鹸屋「ゆくりね」 「Coffee Sen」が加わった建物で、暮らしに寄り添う手作り石けんを販売する「ゆくりね」。オリーブオイルや酒粕を使用した、素材にこだわった石鹸が特長です。 四角くてカラフルな色味の石鹸は、まるでお菓子のよう！間違えて食べてしまいそうなほど、かわいらしい見た目にも注目です。 人気の香りは、「ラベンダーと黒蜜のマルセイユ」。その他、「炭ゴマ」や「アボカドオイル」の石鹸などの豊富にそろいます。 「ゆくりね」では、「1DAYレッスン＆季節限定レッスン」や「コースレッスン」も開催。アロマやハーブの香りを楽しみながら作る石鹸教室もお見逃しなく！ 「Coffee Sen」店主・北川さんにインタビュー ――「Coffee Sen」をオープンしたきっかけは？ 居心地の良い空間にずっといられたら幸せだなと思い、カフェを始めようと思い立ちました。当時、カフェを始めるならコーヒーの知識も必要だと思っていたのですが、飲食店経験がなくて。 喫茶店のマスターの元で2年間働いたのち、イベント出店を1年半ほど行いました。様々な経験をする中で、コーヒーについて学んだり、コーヒーのお供としてスコーンを提供しようと考えたりしていましたね。 その後、手づくり石鹸や石鹸教室などで活躍されている「ゆくりね」の樽谷さんと、とあるご縁で繋がることができて。ポップアップなどでお世話になったことをきっかけに、「ゆくりね」さんと同じ建物内にお店を構えさせていただくことになりました。 ――マフィンやケーキではなく、“スコーン専門店”にしたのはなぜですか？ 「スコーン専門店ってなかなか見かけないな」と思い、スコーンをメインとしたお店にしようと考えたからです。実は、私はもともとスコーンが苦手だったのですが、ある日おいしいスコーンに出会って。 ジャムなしの単体でも楽しめるような、自由なアレンジのスコーンで感動を作り出したいなと思ったのがきっかけですね。 ――今後、どのようなお店にしていきたいですか？ 特別な場所ではなくて、皆さんの生活の一部になれるようなカフェにしたいです。ご近所の方が家族のように温かく迎え入れてくださってから、改めて人と人とは線のようにつながっていると感じています。 「Coffee　Sen」という店名にもあるように、人と人とがつながることで、この地域をもっとにぎやかにしていきたいです！ EDITOR NAKANE 店内に入った瞬間、スコーンの甘く香ばしい香りが！スコーンの生地自体は甘さ控えめですが、レモンやコーヒーなどの味わいがプラスされて、豊かな風味が感じられます。店主さんの朗らかな雰囲気や温かなお店に癒されに、毎日通いたくなっちゃいました♡ Coffee Sen 場所 愛知県名古屋市瑞穂区平郷町2-9-4 営業時間 11：00～16：00 定休日 月・火・日曜 駐車場 なし 支払方法 カード可・電子マネー不可 Instagram ＠coffee.sen___ アクセス JR「熱田駅」より徒歩で約15分 ※価格は税込み表記です ※掲載内容は2023年4月時点の情報です

古民家カフェ「珈琲とお食事 トット」で、温かさとかわいらしさに包まれながら、ゆったりモーニング。【稲沢市】

2022年12月12日（月）、愛知県稲沢市にオープンした「珈琲とお食事 トット」。古民家をリノベーションした一軒家カフェで、レトロな雰囲気が残る店内とかわいいインテリア、そして、モーニングに「肉寿司」が提供されるという珍しさから、オープンから話題を呼んでいます。 今回は、魅力がたくさん詰まったお店の様子、気になるカフェメニューをご紹介。さらに、店主・安藤さんからカフェオープンまでの道のりを伺いました。 稲沢市の住宅街に悠然と佇む一軒家カフェ 閑静な住宅街を進んでいくと、開けた先に存在感のある古民家が現れます。すぐ隣には広い駐車場がありますが、ピーク時には満車になることもあるのだとか…！ 店頭の暖簾と看板には、食いしん坊なクマさんのロゴマークが。そのかわいさに思わず足を止めて写真をパシャリ！としたくなるはずです。 “古き良き”を残したリノベーション レトロなオープンガラスから日の光が差し込み、温かい雰囲気の店内に癒されます。モーニング時には、縁側に座って朝日を浴びて、朝食を。ここで一日の始まりを迎えられたら、素敵な一日になる予感！ 店内には、天井のむき出しの梁や風格のある欄間が残されています。どこか懐かしさを感じながら、伝統と歴史を味わえるのが古民家カフェの魅力の一つ。 子ども連れ歓迎！おもちゃや絵本も完備 子ども連れにも安心な座敷席には、子ども用のイスも。キッズメニューも用意されているため、一緒に食事を楽しめます。 「クマさん」関連の絵本が集められているのもポイント♡ 絵本やおもちゃも完備されているため、子どもも退屈させません。おもちゃは安藤夫妻のお子さんが実際に使っていたものなんだとか！ 次のページは… コスパ最強♡おいしくてかわいいメニュー コスパ最強♡おいしくてかわいいメニューがそろう 「トットの贅沢モーニング（ローストビーフのお寿司、茶碗蒸し、味噌汁、わらび餅）」（ドリンク代＋290円）。 こちらが、SNSでも話題の「トットの贅沢モーニング」。なんとドリンク代に290円プラスするだけで、朝からローストビーフの肉寿司が食べられるんです！一晩かけてじっくり焼き上げる自家製のローストビーフとトット特製の醤油ダレは、朝から食べても重たくない味付けで、モーニングにぴったり。 他にも、「トットのサービスモーニング」はドリンク代のみで「トーストモーニング」、「卵かけごはんモーニング」の2種類を選べます。毎朝通って、全メニュー制覇したくなります…。 「クリームソーダ（緑・青）」（590円） クリームソーダのグラスは、昭和から愛され続ける「アデリアレトロ」が使用されています。レトロなグラスと昔ながらのクリームソーダが、古民家の雰囲気とマッチしていて、フォトジェニック！ 左から「カヌレ（プレーン）」（130円）、「カヌレ（ショコラ）」（190円）※テイクアウト可能 「カフェをオープンしたら絶対に出す！」と決めていた安藤さんが独学で研究を重ね、試行錯誤を重ねた末に完成した「カヌレ」。外はカリッと、中はもっちりとした食感がたまりません。さらに、デザートはランチメニューを注文した方限定で100円割引！手作りカヌレを100円以下で買えるなんて驚きです。 カヌレはその時々で期間限定の味も販売しているとのこと。 都度Instagramで更新されているため、チェックしてみてください♪ 次のページは… 店主・安藤さんにインタビュー 店主・安藤さんにインタビュー 温かい雰囲気をまとう店主の安藤伸晃さん ――安藤さんのこれまでのキャリアについて教えてください。 高校を卒業してからずっと飲食をやっていました。両親が喫茶店を営んでいたのですが、常連さんからお声がけいただいて、ホテルのフレンチレストランで修業することに。そのあとは、居酒屋、実家の喫茶店、和食料理店と経験して、2016年に、兄が鉄板バルのお店をオープンしたので、料理長を務めることになりました。 ――自分のお店を持とうと思ったきっかけはなんですか？ 2店舗目ができたときに、店長兼料理長を務めることになったんですが、それがちょうど新型コロナウイルスが流行しはじめた時で。休業や時短営業など、コロナの影響で厳しい状況に立たされて、色々考えさせられました。それから“起業”に興味を持ち、考え始めましたね。 ――奇しくもコロナが考えるきっかけになったんですね。 カフェのオープンはコロナ禍が明けてから、と考えていたので、それまでは本業の飲食店と副業のネット物販で資金を集めることにしました。ちょうどその頃、お義父さんがこの古民家を購入して、「物置に使ってもいいよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて使うことに。それで、初めて中に入ったときに、カフェをオープンするなら「ここだ！」って思ったんです。 ――とても立派なおうちですよね。 そうなんです。「もしかしたら開業できるかもしれない」という考えが頭をよぎりました。奥さんも賛同してくれて、お義父さんにも快諾してもらえました。 ――そこからオープンに向けて動き出したと。 飲食店のデザインをやっている友人に頼んだり、その頃たまたま幼馴染がコーヒー豆の自家焙煎を始めたのでそこから仕入れたり。その幼馴染の奥さんがインテリアコーディネーターをやられている方だったので、お願いして。周りにも縁にも恵まれて、驚くくらいトントン拍子で進んでいきました。 ――安藤さんのお人柄があってのことだと思います。 ありがとうございます。住宅街で人が来るか不安だったのですが、インフルエンサーの方がインスタに上げてくれてどんどん人が集まるようになって、メディアの方々にも取り上げてもらって、皆さんに感謝でいっぱいです。 ――今後、どのようなお店にしたいですか？ 子どもたちの思い出に残るような場所にしたいです。キッズスペースで遊んだこととか、放課後にカヌレを買いに来たこととか。そういうことを大きくなって、「こんなカフェあったよね、行ったよね」って思い出してもらえるようなカフェにしたいですね。 eri kimura EDITOR Kimura こだわり尽くされたメニューと店内の雰囲気、かわいいインテリア、そして安藤さんの優しいお人柄にとても癒されました。近所にあったら通い詰めていただろうな、と思うほど……。素敵な空間とおいしいメニューの数々を、ぜひ一度味わってみてほしいです。 珈琲とお食事　トット 問い合わせ 080-8911-6013 場所 愛知県稲沢市西島中町135 営業時間 8：00～17：00（LOは16:00） ※モーニングは8：00～11：00 ランチは11：00～14：00 アフタヌーンサービスは14：00～17：00 定休日 日曜 駐車場 あり Instagram @inazawa.totto アクセス 名鉄「山崎駅」より徒歩で約14分 撮影／竹内恵美 ※価格は全て税込みです ※掲載内容は2023年2月時点の情報です

間借りカフェ「nur café」が「カフェトラ」内にオープン！日替わりモーニングや限定メニューも【名古屋市・新栄】

2023年1月13日（金）、新栄にある夜カフェ「カフェトラ」の間借りカフェとして「nur café（ヌアカフェ）」がオープンしました。コンクリートにドライフラワーが映える、落ち着いた雰囲気の店内で、スコーンをはじめとする、おしゃれで充実したモーニングを味わうことができます。 なぜ間借りで営業されているのか、「ヌア」という珍しい名前にはどんな意味が込められているのか、気になるお話を伺ってきました！ 毎日行きたい！充実したモーニング 地下鉄「新栄町駅」から徒歩8分の場所に、夜カフェとして営業している「カフェトラ」の間借りでオープンした「nur café」。千葉県で修業を積まれていた店主の山中さんは、「いつか愛知に戻って営業したい」という思いと、学生時代の先生であるカフェトラのオーナーのお声掛けをきっかけに、この新栄での間借りの営業をスタートしました。 朝7時30分と早い時間から充実したモーニングを味わうことができます。 「MorningBセット」（ドリンク代＋450円） モーニングメニューとして用意された、「MorningAセット」（ドリンク代＋330円）は、ドリンク、スコーン2種、生クリームがセットに。「MorningBセット」（ドリンク代＋450円）では、これらに加えて日替わりスープも付いてきます。 左：「黒糖コーヒーのスコーン」、右：「プレーンスコーン」 この日、編集部が味わったのはシンプルなプレーンと、黒糖コーヒーのスコーン。スコーンは帯のように生地が織り込むことで、外はサックリ、中はしっとりとした食感を楽しめます。テイクアウトでもおいしく味わえるように、そのままでもしっかりと甘さを感じられるので、トッピングの生クリームは甘さ控えめに作られています。 生地にエスプレッソの粉を使用し、コーヒーの風味をしっかりと感じられる黒糖コーヒーはここならではの味わいです。この他にも、シナモン、レモンピール、アールグレイ、黒ゴマ、ラムレーズンと豊富な味のバリエーションの中から、毎日ランダムで2種類のスコーンが用意されます。 また、Bセットに付いてくるスープも日替わりで、取材時はお豆がたっぷり使われたトロトロのミネストローネ。いつ行っても違う味を楽しめるモーニングには、思わず何度も足を運びたくなってしまいます。 ホワイトモカ（680円） そしてこちらが、3月14日（火）のホワイトデーまでの限定ドリンク「ホワイトモカ」。お客様の声を詰め込んで作られたこちらのドリンクは、生クリーム、チョコレート、クッキーがトッピングされ、濃厚で甘いものが好きな人にはたまらない味わいで、ホワイトデーにぴったりのドリンクとなっています。新商品の考え方など、詳しい内容は記事後半の店主さんへのインタビューでチェックしてください。 次のページ・・・ 「nur café」でしか味わえない！？ ひそかに人気を集めるバスクチーズケーキの味とは ここでしか味わえない！？人気のバスクチーズケーキ 「バスクチーズケーキ プレーン」（600円） 濃厚なチーズの味としっとりとした食感に、誰もがトリコになること間違いなし！プレーンだけでなく、他では味わえない黒ゴマと紅茶の2種類のバスクチーズケーキは、その珍しさからひそかに人気を集めています。 バスクチーズケーキは、モーニングセットを注文すると、フルサイズ50円引き、ハーフサイズ200円引きに。朝から注文可能なこちらのバスクチーズケーキにも注目です。 店主の山中さんにインタビュー ――店名の「nur café」にはどんな意味が込められているのですか？ nurはドイツ語で「オンリー」、「唯一無二」という意味があります。お客様にとってそういうカフェでありたいという思いを込めて付けました。 ――新商品の「ホワイトモカ」にはお客様の意見が取り入れられていましたが、新商品を考えるときには、そういった思いからお客様の声を大切にされているのですか。 はい。「ホワイトモカ」のときは期間限定商品を作ろうと思っていることをお客さんに相談しました。「ホワイトチョコが好き」「甘いドリンクが飲みたい」「クッキーをのせてほしい」など、たくさん声をいただけたので、お客さんの好きなものを全部詰め合わせたドリンクになっています。スコーンなども、新しい味はお客さんから食べたい味を聞いて作っています。 ――今は1人で営業されていますが、いつか自分の店舗を持って大きな形でやりたいなど目標はありますか。 千葉にチャレンジしに行った時から、いつか愛知へ戻り、自分の店舗を持ちたいという夢がありました。間借りではあらかじめ空間が用意されている状態で営業ができますが、自分で内装なども1から決め、店舗を持つ計画を進めています。 3月からは別の場所でも間借りの営業がスタートする「nur cafe」。 詳しい営業時間は公式Instagramをチェックです！ EDITOR SETO 毎日違う味を朝早くから堪能できる「nur café」。午後も営業している日にはランチメニューも味わうことができます。お客様の声を取り入れて作られる新商品にこれからも注目です！ nur café（ヌアカフェ） 場所 愛知県名古屋市中区新栄2-14-16 1C 営業時間 公式Instagramを要確認 定休日 不定休 駐車場 なし 支払方法 カード不可・電子マネー可 Instagram ＠nurcafe__10.09 アクセス 地下鉄「新栄町駅」から徒歩で約8分 撮影／竹内恵美 ※掲載内容は2023年2月時点の情報です ※価格は税込み表記です