【11:30 fuucafe】ログハウス風のカフェでランチ
「瀬底ビーチ」を大満喫した後は、歩いて約10分のところにある「fuucafe」へ。緑の中に誘われるかのように、入り口を歩くと店が見えてきます。
店名の由来は「島の息を吸い込むように“ふぅ~”と深呼吸してゆっくりしてほしい」との思いから。店主の両親が営んでいた店を引き継いで営業しています。
広い敷地にはテラス席も。開放的な空間でコンセプト通り“ふぅ~”となります。
コーヒー好きの店主は、以前まで沖縄県内でテレビディレクターとして働きながら、自家焙煎コーヒーの店を開いている人にコーヒーのイロハを教えてもらって、店に立っていたそうです。すると、コーヒーのおいしさが口コミでどんどん広がり、脱サラをして本格的にカフェ営業を始めたそうです。
ランチタイムに食べられる料理は約4種類が用意されていて、名物は店主の両親がカフェを創業した時から続く「海ぶどうとアグーの丼仕立て」(1430円※ゆし豆腐のお汁と、小鉢、セットドリンク付き)。日中夜にわたって煮込まれたアグー豚のお肉はとても柔らかく、継ぎ足しを繰り返して深みのある甘辛いタレはご飯が進みます。
店主のお母さんは、「やんばるの食材でできるもの、自分の孫たちにも気にしないで安心して食べさせられる料理」をもとに、メニューを考案していたそうです。
この日のパスタメニューは「サーモンと地野菜のシークワーサークリーム」(1320円※サラダ、スープ、ミニバケット、セットドリンク付き)。シークワーサーと、レモンクリームでさわやかな味わいで、季節感のある一品です。やんばるの野菜もたっぷり入っています!
「県産鶏のグリルチキンランチ。プレート ケッカーソース」(1450円※ライス、サラダ、スープ、デリ、セットドリンク付き)は、ボリューミーな内容で大満足!
他には、やんばるのネギをふんだんに使用した「島ネギのねぎみそピザ」(1250円)があるので、みんなでシェアして食べるのも良いですね。
ハイビスカスがのって沖縄らしいビジュアルのドリンクは、「パッションフルーツジュース」(550円※写真・左)と、「シークワーサージュース」(550円※写真・右)です。
店自慢の自家焙煎コーヒーは、コクがあって少し酸味も感じる深煎りの「瀬底島ブレンド」(550円※写真・左下)と、さっぱりした軽い飲み口の中煎り「ビーチサイドブレンド」(550円※写真・右下)。
コーヒー豆は、店主とスタッフで生産していると聞いてびっくり!コーヒー豆は海風や日に当たってしまうと悪くなるので、シークワーサー畑の間で豆の芽を出してから、スタッフの畑でコーヒー豆を育てているようです。
店主が自家焙煎コーヒーを始めた約20年前は、いわゆるスペシャリティコーヒーという言葉が那覇市以外ではあまり浸透していなかったようですが、「少しずつコーヒーの知識が広がってきて、今では地元の人や観光の人たちに飲んでもらえることがうれしい」と店主。
ランチメニューのセットドリンクとしては注文できませんが、自家焙煎コーヒーやジュースなど、こだわり抜かれたドリンクメニューが豊富なので、ぜひ食後に頼んでみてくださいね。
店内で販売されているドリップバッグは、おみやげにおすすめです。
手作りの土器も購入することができます。味わいのある作品は旅の思い出にぴったりですね。
つぶらな瞳で看板犬のアッシュがお見送りしてくれました。
瀬底島での数々の出合いを思い出して、この土地との別れを惜しみながら那覇空港へ向かいます。
fuucafe
- 問い合わせ
- 0980-47-4885
- 場所
- 沖縄県国頭郡本部町瀬底557
- 営業時間
- 11:00~16:00
(2022年9月よりディナー開始予定。詳細は公式Instagramを確認)
- 定休日
- 水・木曜定休
- 支払方法
- カード・電子マネー可
- 公式Instagram
- https://www.instagram.com/fuucafe_sesoko/
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