今の時代に続けられる本屋ってなんだろう

自分で本屋やろうと決めた古賀さん。2020年春から徐々に準備を始めて、秋にはクラウドファンディングを実施。400万円を超える資金を集めました。

古賀さん  名古屋は東京や大阪に比べて、独立系本屋の数が少ないですが、需要がないわけでないと思っていて、名古屋にこだわりました。中でも、大学の通学時に金山を使っていたことから、馴染みのある金山を選びました。

「本屋=本を売る場所」にとらわれない。間口を広くするための工夫

気になる同店の配置について、入口近くから雑誌や病気など健康に関わる本、その隣に旅行や料理など暮らしの本があります。

その奥は、思考をめぐらす棚があり、哲学や社会、政治、ビジネス書、さらに文芸や言葉にまつわる詩歌の本が並びます。

店内の一番奥には、絵本や育児、教育に関わる本が。

独立した本棚には、文庫本がずらり。

反対側となる、コーヒーカウンターの奥には、コミックやカルチャー、写真集の棚となります。

選書の際、意識していることを伺うと、「あえて総合書店に近いように作っています」とのこと。

古賀さん  いろんな人に刺さるように、偏り過ぎず、スペースの割に多様なジャンルを置いています。大切にしているのは、間口を広くすること。好きな著者とか出版社とか、推したい本、読んでもらいたい本も多いですが、一方で生活する中での本屋でもありたいので、実用書や、ジャンルも広くしています。

「Q.O.L. COFFEE」のコーヒー豆(税込850円)の販売も。

「Q.O.L. COFFEE」のコーヒー豆を使って、コーヒーを淹れています。酸味が強すぎず、まるで果実のような爽やかな香りが特長。

「ヴィーガンクッキー」(各種・税込400円)

手前のクッキーは、「焼菓子モモ」のヴィーガンクッキーで、卵やバター、牛乳を一切使用していません。

また、ビールは4種類あり、ブルックリンラガーなど、瓶もおしゃれなクラフトビールがそろっています。これらは、店内でも飲食OKなので、コーヒーを片手に本を眺めたり、立ち飲みもできます。

「本屋に行きたくなるグッズ Tシャツ」(各種・税込3960円)

古賀さん  「本屋」だからといって本だけじゃなくて、雑貨やカフェがあってもいいんじゃないかと思ったのと、間口を広げるためにも、コーヒーのカウンターを手前において、入りやすい雰囲気を作りました。これから本だけでなく、自社雑貨はまだTシャツだけなので、もっと増やしていきたいと思っています。

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世代違う人たちがこの空間で本を選んでいる。オープンしてからの気づき

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名古屋・金山に「TOUTEN BOOKSTORE(トウテン ブックストア)」がオープン。コーヒーやクラフトビールが飲める、本との出逢いの場

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KELLY Editors

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