【連載コラム】編集部シモムラの「きみと、映画と、写真の話」vol.9~クリスマスに観たい映画編〜
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2020.12.20sun

【連載コラム】編集部シモムラの「きみと、映画と、写真の話」vol.9~クリスマスに観たい映画編〜

こんにちは。
編集部シモムラ(@shimomai._)です。
すっかり寒くなり、気づけばクリスマスまであと少し。今年のクリスマスはどう過ごしますか?

おこもりクリスマスという人も多いかと思いますので今月はクリスマスにぴったりな映画3選をご紹介します。

クリスマスに観たい映画3選

ラブ・アクチュアリー

映画『ノッティング・ヒルの恋人』や、昨年公開した『イエスタデイ』の脚本を手掛け、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』の監督をも務めているリチャード・カーティス監督の監督デビュー作です。クリスマスといえばの名作『ラブ・アクチュアリー』は、クリスマス間近のロンドンを舞台に、さまざまな職業と年齢の男女19人のそれぞれの恋模様を描いたラブ・ストーリー。9つの物語がクリスマスに向けて同時進行で進んでいく展開も面白いです。キャストには、ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、ビル・ナイと、エマ・トンプソン、ローラ・リニ―、キーラ・ナイトレイなど豪華俳優陣が集結。キャストだけでも見る価値ありです。

STORY

独身ハンサム英国首相の恋、妻の死を乗り越えようとする夫、作家と言葉が通じないポルトガル人の恋、親友の妻に密かに想いを寄せている男、夫の浮気に気づく妻など、様々な思いを抱えて過ごしている男女19人。ほんの少しの勇気で、そろぞれの恋が動き始めるクリスマス。うれしい出来事や辛い出来事、それぞれの思いがクリスマスに向かって交差する。果たして、9つの物語の結末は―。

共感できる部分やキュンとするシーン、うるうるとグッとくるシーンなど、感情が忙しいですが、何回観ても本当に心温まる本作。
自分の気持ちを伝えることって大切だとわかっていてもなかなかできないですよね。そんな時は、映画のように「クリスマスだから…」の言葉を添えて伝えてみるのも◎。
作品中のヒュー・グラント演じる英国首相のセリフ「Love actually is all around.」の言葉から、「愛は至るところにあふれている」というセリフにもグッときました。いまだからこそ、身近な愛に気づける目を持っていたいですね。リチャード・カーティス監督の作品は本当にロマンチックでおすすめです。

『ラブ・アクチュアリー』
監督 / リチャード・カーティス
出演 / ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、ビル・ナイと、エマ・トンプソン、ローラ・リニ―、キーラ・ナイトレイ ほか PG12
©2004 Universal Studios. All Rights Reserved.

ラスト・クリスマス

クリスマスの名曲、ワム!の「ラスト・クリスマス」を原案に作られた映画『ラスト・クリスマス』。クリスマスムード全開で、作品のいたるところに「ラスト・クリスマス」以外にもワム!の名曲が使用されているのも注目です。

STORY

ロンドンのクリスマスショップで働くケイトは、仕事に身が入らず、生活も乱れがち。そんなある日、不思議な好青年トムが突然現れ、彼女の気持ちに寄り添いながら彼女の抱える問題を解決へと導いてくれようとする。ケイトは彼に心惹かれていくが、二人の距離は一向に縮まらない。トムを探し求めながら自分の心の声に耳を傾けるケイトは、やがて彼の真実を知ることとなる―。

タイトルだけ見ると、ちょっと切ないラブストーリーかと思いきや意外な展開に驚かされます。ただのラブコメディというよりは社会派ラブコメディのような印象。女優のエマ・トンプソンが原案・脚本・出演と3役を務めたことも話題になっていたように、現代の問題も絡めたただのラブコメではない意外な展開の脚本に圧巻!自分のことばかりではなく、人助けをしたり、お互い助け合えるのも幸運なことだと教えてくれます。周りの人へちょっぴり優しくなれる作品。エミリア・クラークのかわいいファッションと歌声も見逃しません!

『ラスト・クリスマス』
監督 / ポール・フェイグ
出演 / エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、エマ・トンプソン ほか 
© 2019 UNIVERSAL STUDIOS

グレムリン

ラブストーリーではないですが、私の中のクリスマス映画と言えばコレ!小さい頃によく見ていた『グレムリン』。クリスマスプレゼントをきっかけに始まるストーリーですが、初めて本作を観た時に、私もクリスマスプレゼントに欲しいと思ったほど、ギズモがかわいい。動いているだけで癒されますね。かわいい上に、知能も高いなんて。

STORY

クリスマスにビリーは発明家の父親からとても不思議な生き物モグワイをプレゼントされた。ビリーは「ギズモ」と名付けてお世話を始めるが、モグワイを飼うためには、絶対に守らなくてはならない3つの大切な約束があった。1つ目は水に濡らさないこと。2つ目は光に当てないこと。3つ目は真夜中の12時過ぎには絶対に食べ物を与えないこと…。約束を破ってしまうと大変なことになると言われていたが―。

1984年に公開されたジョ―・ダンテ監督が手掛けたSFパニック映画。映画『ホーム・アローン』のクリス・コロンバス監督が書いた脚本をスティーブン・スピルバーグ監督が気に入り、映画化されました。スピルバーグ監督は本作では制作総指揮として参加し、実は本編でも一瞬だけ出演しているので、気づいていなかった人はまた観た時に探してみて。CGは使わずして、再現したSFの見事な映像表現と80年代のアメリカの雰囲気も◎。ギズモのかわいい活躍と、暴走するグレムリンの対決が見どころでもあり、予想以上になかなかはちゃめちゃなストーリーで、面白いです!

『グレムリン』
監督 / ジョ―・ダンテ
出演 / ザック・ギャリガン、フィビー・ケイツ、ホイト・アクストン ほか 

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WRITER

Mai Shimomura

Mai Shimomura

岐阜県出身。スタジオやブライダルでの 撮影経験を6年経て、編集者へ転身。 カメラと映画が好きなミーハー女子。 素敵な出会いを写真に記録しながら、 みんなの心に届くモノを発信したい。

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