「模様」は、アニメ「トライナイツ」EDテーマに起用されていますね。今回、初のアニメのテーマ曲で、決まった時はどんな気持ちでしたか?

人目にたくさん触れそうなメロディやコード感を意識して作ったので、オファーをいただいてうれしかったですね。歌詞は苦労しました。王道のロックバラードなので、その分、歌詞に説得力がないといけないと思って。


「模様」の他にも、「無色の声帯」と「Oh,My Graph」は、今回、寺口さんが作詞作曲を手掛けたということですが、福島さんの作る楽曲とはまた違った色があって、それがバンドの幅というか、広がりになっているなと思いました。これまで福島さんが作ってきた楽曲は、“生”や“死”に関わる曲が多いと感じますが、寺口さんが楽曲を作るときの、テーマや原動力になっているものは何でしょうか?

自分で曲を作るようになってから、どの曲も自分が思った曲を書くから、ふと思ったことを流してしまわずに、再確認するようになりましたね。思ったことをさらに膨らませて、歌詞にすることが多いです。「模様」も、「なんで人は言葉を持ったんだろう」ってところから書いた曲ですね。

「Oh,My Graph」は、爽快感やJ-POP感があって、いい意味でIvyっぽくないですね。

アルバムの曲が出来てきたとき、結構重たい曲が多かったんです。そこから、福島と一曲ずつアップテンポな曲を作ろうと言って、福島が「blue blue blue」、俺は「Oh,My Graph」を持ってきて、アルバムが完成したんです。今考えると、その2曲を入れたことで、バランスがとれたなと思います。

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Ivy to Fraudulent Game、2ndアルバム『完全が無い』寺口宣明さん(Gt&Vo)インタビュー

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