今回、サウンドプロデュースは美濃隆章さん(toe)が担当されたということで、デシさんがオファーを?

曲がポップだから、アレンジもポップにしたらその良さがかえって薄くなるかもしれないという話が出て、今までとは違った方向性にしたくて、美濃さんにオファーさせていただくことになりました。送られてきたアレンジを最初に聞いたときは、もう、新鮮すぎて!今までと全然違うんですけど、聴いてるうちに何度も聴きたくなる中毒性があって、どんどん好きになりましたね。レコーディングにも立ち会ったんですが、みなさんの演奏技術が凄すぎました。デモは打ち込みだったんですけど、生の演奏が入ると、全然違いますね。テンポは変わってないのに、疾走感と立体感が一気に加わりました。

それぞれの方の演奏テクニックで、特に驚いたところはありますか?

特に柏倉隆史さんのドラムです。私が今まで聴いたことのないリズムで、「なんでこんなリズムができるんだろう」って、真似してみたんですけど、できないですね!(笑)私は曲を聴くとき、フレーズやメロディを好きだなと思うことが多いんですけど、「勘違い心拍数」は、ドラムのリズムがクセになります。サビのリズムとメロディとのハマりが本当に好きです。

今回の制作で、デシさんが意識したところはありますか?

歌い方をすごく研究したんですよ。めちゃくちゃ感情を込めて歌ってみたり、逆に感情を込めずに無で歌ってみたり。仮レコーディングで、ちょうどその中間が一番いいと思って、そこに着地しました。心の中では感情を込めてるんですけど、ちょっと「無」寄りですね。今までは私の思うままに歌っていたんですけど、表現の仕方で変わるんだなって思いましたね。

これからアーティストとして挑戦していきたいことは何ですか?

7年連続で、フェスの一番大きいステージに立つことです!あと、楽曲提供するのも夢です!私は1つのテーマに絞って歌を作ることも好きなんですが、もっと色んな曲を作りたいなって思います。テーマが決まっているものだと、妄想がすごく広がるんですね。ある商品を思い浮かべて、勝手にCMソングを作るのが楽しくて(笑)

あとは、にゃんぞぬデシのラジオ番組をやるのも夢です!中2のとき、ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」の「閃光ライオット」っていうコンテストに応募したいと思って、ギターを買いました。元々音楽の世界に憧れたのはマイケル・ジャクソンさんがきっかけですが、実際に行動に移したのはラジオがきっかけだったので。

にゃんぞぬデシ
Digital Single「勘違い心拍数」
8月10日(土)リリース

 

テレビ東京 ドラマ24「Iターン」(毎週金曜深夜0時12分)のオープニングテーマ
https://www.tv-tokyo.co.jp/iturn/

にゃんぞぬデシ 公式サイト
https://nyanzonudeshi.com/

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猫系シンガーソングライター・にゃんぞぬデシ、『勘違い心拍数』リリースインタビュー!

WRITER

Wakana Yamauchi

Wakana Yamauchi

兵庫県出身。京都の大学を卒業後、 編集者になるために名古屋へ。ゲーム、猫、ファッション、写真が好き。自宅をリノベーションして以来、インテリアにハマっている。

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