関東出身の2人が、瀬戸市の商店街でカフェをオープンした理由とは?

店長の本田さんとともに、お店の立ち上げから携わってきたスタッフの源平さん。東京や名古屋の有名店でバリスタとして多くの経験を積んできました。現在はバリスタとして働くほか、お店の内装や、ショップカードのデザインも手がけるなど、クリエイターとしての一面も持ち合わせています。

――源平さんも、店長の本田さんも、関東のご出身ですよね。瀬戸市を知ったきっかけは?

当時働いていた名古屋のコーヒーショップの常連さんが、私たちのPOPUPに来てくれて「瀬戸の町はおもしろいからおいでよ!」と声をかけてくれたんです。それをきっかけに瀬戸市に興味を持ちました。

――実際に、瀬戸市でお店をオープンしようと決めた理由は?

おすすめしてもらって、初めてこの町に訪れた時、瀬戸ものの歴史がある場所であるということはもちろん、焼きもの以外にも、様々なジャンルの作り手が集まり、一丸となって町を盛り上げている印象を受けたんです。その後も何度かこの町に足を運ぶうちに、瀬戸に住む人たちの温かみや、町の魅力に惹かれていきました。

また、お店をオープンするにあたって、私たちには”大きなコーヒー焙煎機を置く”という目標があったため、その焙煎機を置ける、十分な広さが確保できたという点も、この土地を選んだ理由の一つです。

――商店街ならではの良さはどんなところですか?

登下校中の小学生に手を振ったり、地域の人たちと気軽に交流ができたりするのは、商店街ならではの良さだなと感じます。お客さんの層も幅広くて、小さな子ども連れのママさんから、90歳のおばあちゃんやおじいちゃんまで、平日から世代を問わず多くの人が足を運んでくれます。

――これからどんなお店にしていきたいですか?
リトルフラワーコーヒーでは、スペシャルティコーヒーをより多くの人にデイリーに飲んでいただけるきっかけや、入り口になることを目指してブレンドコーヒー専門店として日々コーヒーを提供しています。

私たちが提供するコーヒーをきっかけに、もっと多くの人に、瀬戸市に来てもらって、魅力を感じてもらい、人と人がつながる町と、お店になると良いなと思います。

EDITOR IMAI

昔ながらの商店街に、おしゃれなカフェが仲間入りしたということで、ずっと気になっていたお店。店内では「今日も元気?」「おすすめは何?」と、商店街ならではのアットホームな会話も聞こえてきました。こだわり抜かれた温かいコーヒーとスイーツを楽しみながら、気さくなスタッフさんとお話していると、ほがらかな、優しい気持ちに包まれます。日々の喧騒から少し距離を置いて、一息つきたいとき、自分をリセットしたいとき、自然と足が向いてしまうようなお店です。

Little Flower Coffee(リトル フラワー コーヒー)

問い合わせ
050‐3561‐5587
場所
愛知県瀬戸市朝日町3‐6 
営業時間
10:00~18:00(金、土曜は~21:00)
定休日
不定休
駐車場
あり(共同)
支払方法
カード・電子マネー可
公式Instagram
@littleflowercoffee
アクセス
名鉄「尾張瀬戸駅」より徒歩で約7分

※2023年3月時点の情報です
※価格は税込み表記です

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商店街の憩いスポット「Little Flower Coffee」で、一杯の優しいコーヒーを。【瀬戸市】

WRITER

Kanon Imai

Kanon Imai

座右の銘は「百聞は一見に如かず」。気になったら、まずは体験する派な編集部員。趣味は読書とジョギングで、猫は目に入れても痛くないほど好き。

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