中部国際空港 セントレアからスカイマークで行く「沖縄の隠れスポット・瀬底島」1泊2日旅【めんそーれ・1日目】
みなさん、今年の夏は満喫されましたか?「もう一カ所どこかへ旅行に行きたい!」という人や、「結局どこにも出かけられなかった…」なんて方にぜひおすすめしたいのが、沖縄・瀬底島。
瀬底島は、那覇から車で1時間半ほどの場所に位置している、アクセスの良い島なんです。しかもフライト時間を工夫すれば、1泊2日でも十分に沖縄・瀬底島を楽しむことができます!
編集部がセントレアから瀬底島への1泊2日旅をしてきたので、ぜひ旅の計画の参考にしてくださいね。
【8:30 中部国際空港 セントレア】いざ沖縄へ出発!
充実した1泊2日旅を過ごすために、重要なのがフライトスケジュールです。中部国際空港 セントレアから那覇空港までのフライト時間は、約2時間10分。往路と復路でそれぞれ3便ずつ運航しています。また、6:05セントレア発の往路早朝便と20:10那覇空港発の復路深夜便があり、日帰りでも滞在でも十分に沖縄旅行を楽しむことができます。
今回は「スカイマーク」の飛行機を利用しました。実は、スカイマークの飛行機は「いま得」「たす得」2つの割引運賃が設定されており運賃がとってもお得。特に「たす得」なら、搭乗日前日まで予約変更可能で、安心して旅行をすることができておすすめなんです。(価格は予約時期によって異なる。詳細はHPを要確認。)
セントレアに着いたら、まずはスカイマークのチェックインカウンターで登場手続き。スカイマークのカウンターは、手作りにこだわった装飾が多く、温かみのある雰囲気が特徴です。
自動チェックイン機には、スカイマークのCAさんになった金シャチが。首元のスカーフは、布で作られています。芸が細かい!
お預け手荷物をイメージした、ミニチュアの手荷物と金シャチの置物まで。利用者を楽しませる飾りがたくさんあって、出発前からテンションが上がります♪
搭乗手続きを終えたら、すぐ横にある手荷物カウンターへ。スカイマークでは、一人20kgまでの手荷物を無料で預けることができるので、荷物が多くなってしまった時も安心です。
※無料で預けられる荷物は、大きさ:50cm×60cm×120cm以内(荷物1つ当たり)、重量:20kg以内(一人当たり)、個数:制限なし。
その後は保安検査場、ゲートへ。無事に飛行機へ乗り込み、8:30に飛行機が出発。いざ那覇空港へ!
【10:50 那覇空港】快適な空の旅を終えて到着!
あっという間に那覇空港到着!セントレアから那覇空港まで、こんなに早いとは驚きです。
さっそくお出迎えしてくれたのは、「めんそーれ」の看板やシーサーたち。
搭乗チケットにあるQRコードから「搭乗後アンケート」へアクセスして回答すると、毎月抽選1111名様にアイスのプレゼントが! ぜひ気軽に回答してみてくださいね。
【11:30 鶏そば屋いしぐふー】地鶏のうま味を堪能するランチ
まずは、那覇空港から車で約20分のところにある「鶏そば屋いしぐふー」にてランチ。沖縄県内に「沖縄そばいしぐふー」の系列店が何店舗かありますが、店舗ごとにメニューが異なるのだとか。
「鶏そば屋いしぐふー」では、“100%地鶏の出汁”にこだわったそばが食べられます。人気No.1は「特選鶏そば」(900円)。塩コショウであっさりとしたむね肉と、しょうゆで味付けをしたもも肉が麺の上にのっていて、2種類のお肉を食べ比べできます。
やんばる地鶏の出汁が凝縮されていて、やさしい味わいながらもしっかりとコクがありました。麺は噛みごたえのある中太麺で、もちもち食感!お肉は2種類とも柔らかくて、永遠と食べていられそうでした…!
器は店のスタッフの方たちのお手製ということで、食器にも注目です。
途中、沖縄の万能調味料「コーレーグース」で味変。沖縄県産の唐辛子を泡盛に漬け込んだ、ピリッと辛い調味料で、やさしい出汁に辛さがプラスされてクセになります。
せっかくこの店に来たならば…と、皮から手作りしている「焼餃子」(4個270円)も食べました。まあるい形をした餃子は、一口でパクっと食べると、口の中は肉汁パラダイス!皮はもっちもち!
食事のお供に頼んだ「手作りジンジャー」は、“ジンジャー感”が強いにもかかわらず、料理を邪魔しないさっぱりとした風味でした。
店は戦後60年に建てられた建物で、当時は位が高い人が住んでいたようです。また、この店の一帯は、元々住宅街だったため、隣接する他の店も同じような建物の形をしています。
鶏そば屋いしぐふー
問い合わせ098-879-7517
場所沖縄県浦添市港川2-13-6 カンサスストリート40
営業時間10:00~17:00
定休日月曜定休
支払方法カード不可・電子マネー可
公式サイトhttps://www.ishigufu.jp/
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穴場映えスポットの「アンチ浜」で休憩
【14:30 瀬底島・アンチ浜】穴場スポットのビーチで休憩
「鶏そば屋いしぐふー」を出発して車で約1時間半。「瀬底島」に到着しました! 本土と島を繋ぐ「瀬底大橋」を渡った先にあるのが「アンチ浜」です。海の青さと白い砂浜に感動…!
比較的、人は少なく、プライベート感があります。ビーチから「瀬底大橋」と本土が一緒に映るように撮影するのがおすすめです。
透明度が高くて海の中までよく見えました。透明感って良いですね…!
テントやシュノーケルセットなどのレンタルがあるので、浅瀬でシュノーケリングを楽しむ人もいるようです。
他には、サップやバナナボートなどのマリンアクティビティも。
どこを切り取っても映えるのが“沖縄マジック”ですね。プライベート感のある穴場ビーチ「アンチ浜」は、日常を忘れてゆったりとした時間を過ごすことのできる素敵なビーチでした!
アンチ浜
場所沖縄県国頭郡本部町瀬底59
【15:00 Trip café okinawa瀬底島店】映えカフェでおやつタイム
「アンチ浜」から徒歩で約5分のところにある、パンケーキやライトミールといったメニューがそろう「Trip café okinawa瀬底島店」へ。2年前、沖縄県内の恩納村エリアに1号店がオープンし、この店は2022年4月にオープンしたばかりです。立ち寄ったみんなが“リラックスした笑顔になれる場所”がコンセプトになっていて、広々とした店内でのんびりと過ごせます。
「沖縄産の紅芋パンケーキ」(2P 1250円)
オーナーは元々、名古屋の居酒屋で働いていて、コロナ禍に沖縄へ戻ってカフェをオープン。
沖縄では「ハワイアンパンケーキ」と呼ばれる、生地がしっかりとしたタイプのパンケーキが主流のようですが、オーナーは以前に食べたスフレパンケーキの感動を忘れられず、独学で試行錯誤しながら今のパンケーキメニューが誕生しました。
パンケーキは注文を受けてから生地を作って焼くので、ふわふわで軽い食感。想像以上にふわふわしているので、ランチの後でもぺろりと平らげました!
「沖縄県産マンゴークリームパンケーキ」(2P 1300円)、「カフェラテ アイス」530円
「沖縄県産マンゴークリームパンケーキ」に使われるマンゴーは、旬のものを使用するため、時期によって種類が変わります。現在はアップルマンゴーで、9月ごろからは緑色のキーツマンゴーになる予定。誰もが食べやすいように、パンケーキやクリーム自体は甘さ控えめなので、旬のマンゴーの甘さが際立ちます。
「レモンマンゴー さんぴん茶」(580円)
ドリンクはオーナーのおすすめを注文。レモンのフレッシュさがすごい!と思ったら、半分に切られたレモンがそのまま入っていました!そして、カップの約1/3を占めているマンゴーの果肉。マンゴーの甘さとレモンのさわやかな風味、さんぴん茶が絶妙にマッチしていて、暑い日にぴったりです。
テラスにはテーブル席とベンチがあるので、外で休憩するのも最高!「瀬底大橋」も見えるので、記念写真の撮影にも抜群なロケーションです。
店内には沖縄のアパレルブランドとコラボしたオリジナルグッズも。デザインのモチーフは、店のロゴにもなっている男性のイラストです。
「旅の休憩にこの店を利用してもらいたい」、「男性でも一人でふらっと来れるように」との思いから、バックパッカーをイメージしたキャラクター「ジョニー」が誕生したそうです。
メニューに店の空間とすべてにこだわりが詰まった「Trip café okinawa瀬底島店」へぜひ足を運んでみてください♪
Trip café okinawa瀬底島店
問い合わせ0980-43-9202
場所沖縄県国頭郡本部町瀬底2639-1
営業時間11:00~18:00(LOは17:00)
定休日木曜定休
支払方法カード・電子マネー可
公式サイトhttps://www.tripcafeokinawa.com/
【16:30 E-horizon コンドミニアム瀬底】ホテルにチェックイン
今回の宿泊先は、「Trip café okinawa瀬底島店」から徒歩で約6分のところにある「E-horizon コンドミニアム瀬底」。
入り口近くには、屋外の開放的な空間が。屋内にも共用ラウンジがあるので、旅行者同士での交流を図ることができます。また、共用システムキッチンの利用も可能なので、食材を持ち込んで調理する方もいるそうです。
フロントでチェックイン後、部屋へ!海側の部屋からは、「アンチ浜」や「瀬底大橋」を眺めることができます。昼間の風景も良いですが、夜景も必見ですよ。
E-horizon コンドミニアム瀬底
問い合わせ0980-43-5229
場所沖縄県国頭郡本部町瀬底2268-1
支払方法カード可・電子マネー不可
公式サイトhttp://www.e-horizon-sesoko.com/
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やんばるの食材を贅沢にコースで食べられる
「星降る森のビアガーデン」
【18:00 星降る森のビアガーデン】やんばるの海・山の幸ディナー
「E-horizon コンドミニアム瀬底」から歩くこと約10分で、お目当てのディナーの店に到着。昼間は「かどや製麺所」として、「三枚肉そば」や「軟骨ソーキそば」といった、沖縄そばのメニューを提供していますが、夜は完全予約制の「星降る森のビアガーデン」としてBBQ営業の店になります。
店主は瀬底島出身で、コックとして県内のホテルで、また約15年間シンガポールや中国で自身の店を開いて沖縄料理を提供していたそうです。2018年に沖縄に戻り、国外の旅行者にコース料理の出張サービスなどもしていましたが、コロナ禍で以前のようにお客さんへ料理を振る舞うことができず、新しくこの店を始めました。
店近くにある畑で野菜や薬草、ハーブなどを自家栽培しており、やんばるの旬の食材と一緒にそれらも使用して料理を作っています。
BBQは人数や予算、お客さんの要望をもとにした、店主おまかせのコース形式。食材は店主自ら市場へ行って、状態が良いものをチェックして取り寄せるそうです。「メニューよりも材料優先」と、お客さんに満足してもらうために、店主は少しの妥協も許しません!
今回は、一人当たりの予算8500円のコースを注文しました。どんな料理が出てくるのかワクワク♪
まずは前菜から。手前にあるのは「豚タン」、オリーブオイルと塩だけで味付けした「パパイヤシリシリ」、「ゴールドバレル」のパインなどの盛り合わせ。中央は「海ぶどうサラダ 夏野菜ソースがけ」、奥は沖縄名物の「オリオンビール」です。
続いて、手前からやんばるの若鶏の「鷄レバー」、ガーリックチップが乗った「かつおのたたき」、「マンゴーとアグー豚の生ハム」が登場。
さらに、苦さ控えめの「キンキンゴーヤー」がのった「和牛のたたき」まで!前菜だけでもこんなにメニューが出てくるとは驚きです。店主のおもてなし精神に感激…!
「これも自慢のメニューです」と、店主が特別に用意してくれた「ビシソワーズ」。畑で採れたじゃがいもで作ったビシソワーズは、さらっとしていて、あっさりとしたじゃがいものうま味を感じました。器のフチに付けられた塩と一緒に飲むと、塩味が増してより一層おいしくなりました♪
ビシソワーズに添えられているのは、自家栽培のエディブルフラワーです。店主の奥さんが手間ひまかけて大切に育てています。
いよいよBBQのメインディッシュが登場!今日のラインナップは、豚肉、上カルビ、若鶏肉、かぼちゃ、へちま、しし唐辛子など。盛り付けが独創的で、見ているだけでも楽しい!
食材の味を引き立たせるために、基本的に味付けは塩やレモンのみで、油は自家製バジルを入れたオリーブオイルを使います。また、お手製のハーブティーをコンロに入れて食材を焼くことで、ハーブの香り付けになるのだとか。お肉を焼く時は「パンダンリーフ」を敷くのもポイント!タイ料理に使われることが多いハーブで、香りがとても良かったです。
大自然の中でいただく、やんばる食材のBBQに感動していると、いつの間にか夜も更けてきました。
「シメにどうぞ」と、一匹丸ごとを使った鶏ご飯が。まだコースは終わっていませんでした!沖縄の海のように広大なおもてなしの心をもつ店主。ありがとうございます!
「お口直しにどうぞ」と、最後に店主の奥さんが運んできてくれたのは、タピオカが添えられた「ジーマーミ豆腐」。ジーマーミ豆腐のほど良い甘さと、タピオカの黒糖の甘さが相性抜群でした…!
色彩豊かな食材を使ったBBQメニューはもちろん、看板ねこの「パンパン店長」も人気のよう。オリジナルTシャツもあるので、来店した際は要チェックです!
星降る森のビアガーデン
問い合わせ0980-43-6093
場所沖縄県国頭郡本部町瀬底59
営業時間11:30~15:00、17:30~21:00
(夜営業のBBQ 火鍋のコースは2日前までの完全予約制)
定休日木曜定休
支払方法カード・電子マネー不可
公式サイトhttps://www.hoshifurumorino-beergarden.com/
中部国際空港 セントレアからスカイマークで行く「沖縄の隠れスポット・瀬底島」1泊2日旅は、まだまだ続きます!次回もお楽しみに♪
※価格はすべて税込み
※掲載内容は2022年8月時点の情報です。
※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。
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