【2/26最終回】ドラマ『おいハンサム‼』出演・佐久間由衣さんにインタビュー
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2022.2.19sat

【2/26最終回】ドラマ『おいハンサム‼』出演・佐久間由衣さんにインタビュー

東海テレビ×日本映画放送共同製作の連続ドラマ『おいハンサム!!』で、伊藤家の次女・里香を演じる佐久間由衣さん。個性豊かな登場人物たちを演じる共演キャストや、最終回に向けて更なる盛り上がりを見せるドラマの、今後の見どころなどをインタビューしました!

「おいハンサム‼」

ドラマ概要
土ドラ『おいハンサム!!』は、ややこしいけど情に厚くて憎めない令和の頑固親父・伊藤源太郎(吉田鋼太郎)と、男を見る目がない三姉妹、由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)、そして全てを包み込む母(MEGUMI)の伊藤家が織り成す「恋」と「家族」と「ゴハン」の物語。

そんな伊藤家の中で、次女・里香を演じている佐久間由衣さん。佐久間さんが演じる里香は、銀行マンの夫・大輔(桐山漣)と大阪で暮らす専業主婦だが、不倫疑惑が浮上した夫に不満をつのらせ、東京の実家に帰省。家族を巻き込んで離婚の危機を迎えているという役どころです。

ードラマ「おいハンサム‼」をクランクアップされての感想は?

佐久間さん クランクアップしたときはまだ実感がなかったのですが、時間が経つにつれてまた伊藤家の家族に会いたいなと、今は少しホームシックになっています。
ー2015年にフジテレビ制作のドラマ『トランジットガールズ』で土ドラに出演され、今回は東海テレビ制作の『おいハンサム‼』の出演されていますが、久々の土ドラの撮影の雰囲気などはいかがでしたか?

佐久間さん 今回の出演が決まったときは、「また土ドラに挑戦できるんだ!」という喜びがありました。今回のドラマでは、撮影スケジュールが少しハードになることがあったのですが、だからこそスタッフさんやキャストの皆さんとの絆がすごく深まり、撮影が進むにつれて、チームの団結力が増していった気がしました。

ー伊藤家の大黒柱である、父・源太郎を演じる吉田鋼太郎さんの印象、また吉田さんの撮影現場での“ハンサムなエピソード”はありますか?

佐久間さん 鋼太郎さんは本当にジェントルマンで、優しくて、鋼太郎さんのお茶目さで、いつも現場の雰囲気が明るくなっていました。キャストのみんなが疑問に思っていることなどを監督に率先して質問してくれたりして、緊張感がありながらも、みんながお父さんの背中についていくという印象でした。

鋼太郎さんは探す必要もないくらい、常にハンサムで素敵な方ですが、撮影最終日にすごくおいしいお肉のお弁当を、スタッフさんとキャスト全員分差し入れてくださり、みんな大興奮でした。

ー吉田鋼太郎さん演じる源太郎が、もし本当のお父さんだったらどう思いますか?

佐久間さん 個人的に、伊藤家の価値観が素敵だなと思うことが多くて、源太郎のお父さん像も、とてもかっこいいなと感じますし、こんなお父さんだったら毎日楽しいだろうなと思います。不器用なんですが、愛情にあふれていて、心配性で、考え方に哲学がしっかりある部分がとてもハンサムだなと思いますね。

でも、源太郎は娘への愛が強すぎて、娘に何かあるとすぐ『おい母さん、5番アイアン!』と言って、ゴルフクラブを持ち出そうとするんですが、警察沙汰になってしまうので、それだけはやめてほしいな、と思いますね(笑)

ー伊藤家の三姉妹は、それぞれに個性があり、とてもキュートですが、佐久間さんご自身に置き換えたとき、一番自分に近いなと思うキャラクターはいますか?

佐久間さん 三姉妹のそれぞれの女性に、少しずつ共感できる箇所があります。その中でも、私自身は長女なのですが、伊藤家の三女・美香のマイペースで末っ子っぽいところは、すごく自分に近いものを感じますね。

ーショートカットがとてもお似合いで、”かっこいい女性”という印象の佐久間さんですが、ご自身のハンサムだなと思う一面はありますか?

佐久間さん どんなに嫌なことがあっても、眠ったら全て忘れることができる所ですかね。悩みや悲しいことがあったときも、眠ってしまえば一度全てリセットして、次の1日をしっかりと過ごせる性格は、ハンサムかなと思います。

ー佐久間さんの好きな、名古屋飯があれば教えてください。

佐久間さん 10代のころに友人と名古屋旅行に来た際、「蓬莱軒」に1時間くらい並んでひつまぶしを食べたのですが、とってもおいしかった思い出があり、それが忘れられません。そして、先ほどこのインタビューの前に、お昼ご飯に「蓬莱軒」さんのひつまぶしをいただくことができて、テンションがぶち上がりました!(笑)

ー本作は、登場人物のセリフが魅力の一つですが、佐久間さん演じる里香や、他の登場人物のセリフの中で、印象に残っているセリフなどはありますか?

佐久間さん ちょうどこの間、自宅で眠りにつく前に、父・源太郎の「やり残しのある人生こそ素晴らしい」というセリフをふと思い出して、少し泣きそうになりました。時間が経てば経つほど染みてくる言葉で、「そうか、いつまでたっても途中だよな」と思い返すことができます。これから放送予定の最終話の中にも、この先もずっと大切にしたいな、と思えるセリフがたくさんありますね。

ー今回の撮影で得たことがたくさんあったんですね。

佐久間さん 鋼太郎さんと一緒にお芝居をしている中で、里香として、私自身として、そして作品を客観的に見た時にも、やっぱりお父さんはカッコいいなと感じましたし、きれいごとではない温かい言葉の数々がありました。現場での山口監督の演出の中にも、今後のお仕事の中で大切にしたいと思う、学びと気づきがたくさんありました。

ー佐久間さん演じる次女・里香は人妻の役ですが、夫婦役を演じた桐山さんとの撮影エピソードや、夫婦役を演じるにあたり気をつけた事はありますか?

佐久間さん 夫婦喧嘩しているお芝居が多いので、とても体力を使うのですが、実は現場は、とても和気あいあいとしていて、楽しく撮影をすることができました。劇中での里香と大輔のすれ違いっぷりがすごくて、夫婦役を演じた桐山さんと「夫婦なのに、なんでこんなに楽しくない時間を過ごしているんだろうね…」と思わず話してしまいましたが、そういうことも楽しみながら撮影をしました。山口監督の演出もあり、シリアスなシーンもシリアスになりすぎないよう、思わず笑ってしまうくらい明るく伝わったらいいなと心掛けて演じていました。

ー最終回に向けて佐久間さん演じる次女・里香に関わるシーンも含め、ここに注目してほしい、というポイントはありますか?

佐久間さん 今までのお話も、山あり谷あり、様々なことが伊藤家のメンバーに起こってきたのですが、最終回はそこから少し違うステップに進むような描かれ方をしているので、伊藤家やこの作品に出てくるキャラクターを、最後まで温かく見守っていただけたらと思います。それぞれが、それぞれの”ハンサム”を見つけていくような最終話なので、ぜひ注目してほしいです。

「おいハンサム‼」第7話(2月19日放送)

あらすじ
良心的な個人経営・家族経営の商店や飲食店が次々と閉店する世を嘆きなんとかしたいと考える源太郎(吉田鋼太郎)。長女・由香(木南晴夏)は男を見る目がない自分を変えようとルックスをあえて無視して太めの料理男子を選びつき合い始めるが元カレの大森(浜野謙太)は「料理には2種類ある」と警告する。次女・里香(佐久間由衣)は酔って見知らぬ男の小説を間違って持ち帰る。読み進める内にその続きが気になり…。スマホの買い替えで学(高杉真宙)と一時的に連絡が取れなくなった三女・美香(武田玲奈)はそのことになぜか喜びを感じる。さらにユウジ(須藤蓮)と出くわし、なぜか交番に連行され…。父・源太郎は迷える三姉妹にどんなアドバイスをするのか!?

ドラマ「おいハンサム!!」
毎週土曜23:40~フジテレビ・東海テレビ系で放送中
公式サイト
https://www.tokai-tv.com/oihandsome/

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Kanon Imai

Kanon Imai

座右の銘は「百聞は一見に如かず」。気になったら、まずは体験する派な編集部員。趣味は読書とジョギングで、猫は目に入れても痛くないほど好き。

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