人気の焼き菓子専門店「beco(ベコ)」が安城に実店舗をオープン!
#カフェ

2021.8.13fri

人気の焼き菓子専門店「beco(ベコ)」が安城に実店舗をオープン!

人気の焼き菓子専門店「beco(ベコ)」が安城に実店舗をオープン!

刈谷の小さな焼き菓子工房で、マフィンなどの焼き菓子を委託販売していた「beco(ベコ)」が安城に実店舗をオープン。店内には、定番の焼き菓子に加え、ケーキやオリジナルブレンドコーヒー、紅茶など、こだわりのメニューがずらり。お店のこだわりや想いを店主・渡辺さんにお伺いしました。

人との繋がりで、夢だった自分のお店をオープン

――実店舗をオープンしたきっかけを教えてください。

渡辺さん  これまでは刈谷の小さな焼き菓子工房で約5年間、委託販売をメインにしてきましたが、自分のお店を持つことが夢だったこともあり、人との繋がりやご縁があって、このタイミングでオープンすることになりました。

――今回、お店のコンセプトを教えてください。

渡辺さん  洗練された中にも、温かみのある感じを意識しました。店内は、以前のお店を手掛けていた、店舗や住宅の建築デザイン、家具のデザイン、インテリアコーディネートを提案する「アーチデコ」さんにお願いし、好きなものをぎゅっと詰め込んだような店内になったと思います。

一つひとつ丁寧に手作りする、素朴な味わいの焼き菓子

定番マフィン「ブルーベリーとクリームチーズのクランブルマフィン」(410円)。

――メニューについても、こだわっているポイントを教えてください。

渡辺さん  以前から作っている定番のマフィンに、ケーキ、お菓子に合うコーヒーや紅茶の販売をスタートさせました。マフィンは、約3種類を用意し、甘さひかえめで優しい味わい。大きいですが、「意外とぺろりと食べられちゃう」と言っていただくことが多いです。

「キャロットケーキ」(540円)と季節のタルト※撮影時は「アメリカンチェリーとピスタチオのタルト」(756円)。

渡辺さん  ケーキは、約6~8種類ほど用意しています。「キャロットケーキ」は、完全無農薬のニンジンを使い、クランベリー、レーズン、くるみも加えて、ほんのりスパイス香るケーキに仕上げています。季節のタルトは、ザクザクとした食感が楽しめるタルト生地に、旬なフルーツを掛け合わせて作っています。その時々で変わるフルーツのフレッシュさとタルト生地の食感を楽しんでみてください。

焼き菓子は常時10~12種類をスタンバイ。人気のため、早めの購入がおすすめです。

一番こだわった店内のインテリアにも注目!

――店内も素敵ですね。インテリアの選び方やこだわった部分も教えてください。

渡辺さん  お店のメインにもなるアンティークのカウンターは、一番こだわった部分です。お客様から見て、ケーキや焼き菓子が見える位置が、高すぎず低すぎずの位置にしたいなと思い、ショーケースもオーダーして作っていただきました。

――テーブルや椅子も、温かみのある雰囲気がいいですね。

渡辺さん  ゆったりとスイーツを楽しんでいただけるイートインは、様子を見ながらスタートする予定です。こちらにある家具は、岐阜・各務原市の「トコトワ」さんにお願いしたもの。杉で作ったテーブルは、色味や味わい深さなど年月の経過も楽しむことができるため、一緒に過ごしていく中で今後の変化も楽しみです。

渡辺さん  焼き菓子をのせている器は、石原ゆきえさんなど、好きな作家さんのものを使っていて、細かい部分まで好きなものでそろえています。

棚には、「coffee Kajita」と「TEALABO.t」とのオリジナルコーヒーと紅茶の販売も。

――オリジナルブレンドの誕生秘話も教えてください。

渡辺さん  元々好きで通い続けていた「coffee Kajita(コーヒーカジタ)」さんにお願いし、「beco」のお菓子も実際に食べてもらって、お菓子に合うコーヒーを相談しながら作っていただきました。中南米やアメリカ産の豆をバランス良く配合したブレンドで、苦味と酸味のバランスが絶妙です。オリジナルの紅茶は、心と身を整えるお茶を提案する「TEALABO.t」の武内さんの考えや思いに共感し、お声掛けしました。武内さんともお菓子に合う味も何度も打ち合わせをして、飲み飽きず、ほのかに甘さも感じる紅茶に仕上げていただきました。

おしゃれな包みは、ギフトにも◎

包装紙とシールを手掛けたのは、店内にも作品が飾ってあるほど渡辺さんが好きな、画家の湯浅景子さん。デザインはcolonBooks(コロンブックス)さん。爽やかな色合いとお菓子をイメージした三角のデザインが可愛らしく、よく見るとデザインの中に「beco」のロゴも!

店内の焼き菓子工房の扉は、以前使っていた刈谷の小さな焼き菓子工房の扉をそのまま持ってきて設置。場所は変わっても、初心の思いは変わらないと、以前と同じ光景が新しいお店の一角にあります。

感謝の思いを込めて、お菓子作りを続けていきたい

――最後に、今後はどのようなお店にしていきたいですか。

渡辺さん  以前はオーダーケーキを作っておりましたので、オーダーケーキもまたやりたいなと思っています。また、人との繋がりでお店をオープンすることができましたので、お客さまやみなさまに感謝の想いを込めて、お菓子作りを続けていきたいと思います。

見た目もかわいくておいしい、想いがたっぷりこもったお菓子たちを求めて、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。


※掲載内容は2021年7月時点の情報です

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WRITER

Mai Shimomura

Mai Shimomura

岐阜県出身。スタジオやブライダルでの 撮影経験を6年経て、編集者へ転身。 カメラと映画が好きなミーハー女子。 素敵な出会いを写真に記録しながら、 みんなの心に届くモノを発信したい。

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