東枇杷島「食堂カフェむむむ」で、平成初期のノスタルジーに浸って【名古屋】
#喫茶店

2021.7.5mon

東枇杷島「食堂カフェむむむ」で、平成初期のノスタルジーに浸って【名古屋】

名鉄「東枇杷島駅」から徒歩約10分のところにある「食堂カフェむむむさん」。レトロな純喫茶風の店内には、平成初期のおもちゃが並び、どこか懐かしい雰囲気が漂います。今回はそんな「むむむ」さんで、店主の中村さんにお話を伺ってきました。

東枇杷島「食堂カフェむむむ」で、平成初期のノスタルジーに浸って【名古屋】

食堂のようにしっかりと食事ができるカフェに

ランチやカフェ、ディナー、お酒やおつまみなど、どの時間帯でも楽しめる「むむむ」さん。その中でも一番人気は、見た目も可愛らしいクリームソーダ(380円)とプリンの組み合わせ。丸いアイスがキュートなクリームソーダは、キャラクターのグラスで提供されますが、何のキャラクターで出てくるかはお楽しみ。

レトロな器で登場したプリン(300円)は、表面はなめらかですが、少し固め。程よい甘さのプリンとビターなカラメルソースが相性抜群です。

日替わり定食(900円)は、女性にはうれしいお野菜がたっぷりのったプレート。野菜が摂れて、ボリューミーで満足感たっぷりのランチは、優しい家庭の味です。「喫茶店でも、きちんとした食事もできる場所にしたいですね」と中村さん。ハンバーグ定食(950円)は、ハンバーグの肉感がしっかりとあり、生姜の風味が効いていてジューシーな味わいです。日替わりのランチは、お客さんとの会話から生まれるメニューもあるそう。

13時間生地を寝かせた「カヌレ」(350円)は、独学で試行錯誤し、試作を重ねて辿り着いた味。中はしっとり、外はカリっとした食感が楽しめます。

懐かしのゲーム体験もできる店内

――お店を始めたきっかけは、何だったのですか?
中村さん 実家が飴の会社を自営業でやっていて、最初は実家を継ごうと思っていました。接客をしたいという気持ちがあり、自分のお店をもつことにしました。料理も元々好きだったので、よく家で作っていて、自分が食べたいと思うものを出すようにしています。

――お店のコンセプトはありますか?
中村さん 小さい頃に遊んでいたような、ファービーやゲームが好きで、ずっと集めていたんです。それを店に置くことで、お客さんに懐かしさを感じてもらって、会話にも繋がればいいなと思っています。今でもリサイクルショップを見に行って、好きなものを集めたりしているんですけど、お客さんが持ってきてくれることもたまにあります。

1階のテーブル席に加え、2階には個室が2部屋。どこか懐かしい畳の部屋には、ファミコンやケロリンが置いてあり、ここにも平成初期の雰囲気がたっぷり。ファミコンはまだ使用でき、来店した際は実際に遊ぶこともできるそう。お子様連れやゆったりと過ごしたい人には、ぴったりの空間です。

1階にある漫画も読み放題で、2階に持っていくこともできるそう。

――今後どのようなお店にしていきたいですか?
中村さん 今は新しく来て下さるお客さんが多いのですが、会社員の方や何回も繰り返しきてくださるお客さんが増えたらいいなと思っています。「おいしいからまた来たい」と思ってもらえるように、頑張っていきたいです。「野菜がたくさん食べられる店」として認識されたらうれしいですね。

レコードで邦楽が流れ、テレビでは懐かしのアニメが流れる店内。平成初期の雰囲気を楽しみながら、おいしいお料理を食べ、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

食堂カフェむむむ

場所
名古屋市西区枇杷島5-4-15
お問い合わせ
052-908-6665
営業時間
11:00~21:00※まん延防止措置で時間の変更有
定休日
火曜 ※公式インスタグラムを要確認
駐車場
約10台
Instagram
https://www.instagram.com/shokudou_mumumu/

※掲載内容は2021年7月時点の情報です

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KELLY Editors

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