「星野リゾート 界 松本」Trip.15 長野|音楽とワイン、アートに酔いしれる滞在。お土産プレゼントも!
#おでかけ

2020.7.1wed

「星野リゾート 界 松本」Trip.15 長野|音楽とワイン、アートに酔いしれる滞在。お土産プレゼントも!

旅好きならば誰もが憧れる「星野リゾート」。その素晴らしいホスピタリティと極上ステイは、国内だけでなく海外のゲストをも魅了しています。『月刊ケリー』編集長が毎月、「星野リゾート」の施設を訪れ、現地の旬の魅力をお届けしているこの企画。第15弾は、「星野リゾート 界 松本」。音楽とアートにあふれる街の楽しさと、こだわりのワイナリーで作られるワインを満喫できます。「星野リゾート 界 松本」のオリジナル グラスマーカー(3個セット)のプレゼント企画もお見逃しなく!

※この記事は2020年3月に取材を実施しています。

profile 『月刊ケリー』編集長・堀井好美
「星野リゾート」をこよなく愛し、国内外の全施設を制覇するのが夢。カルチャーにあふれ、落ち着いた大人滞在ができる「星野リゾート 界 松本」の大ファン。

宿に一歩踏み入れば、長野の名産がそこかしこに!

宿に到着。チェックインをするロビーは、高い天井と螺旋階段、ピアノ…と、まるでコンサートホール!ここでウェルカムドリンクをいただきます♪「濃厚な味わいのコンコードのぶどうジュースが、体に染みわたります…」と編集長。

部屋へと進む間にも、松本の民芸品に出合えます。こちらは、松本手まり。赤や黄色などの糸を使い、精巧で美しい模様をつけたもの。江戸時代から作られ続けている伝統工芸品です。『幸運手まり』とも呼ばれ、女性が嫁ぐ際、「幸せの象徴」や「魔除け」として持たせる習慣があったのだとか。

なんとも愛らしく、印象的なこの子たちは、「まつもとだるま」。養蚕が盛んだった松本と深い縁があるとされるこのダルマは、お腹に金で大きく『大當(おおあたり)』と書かれ、その年が当たり年になるようにとの願いが込められています。ふさふさなまつ毛と頬のひげは、カイコの繭をイメージ。養蚕業に従事する人々に親しまれていたとのことです。

おこもり必至!ご当地部屋「オーディオクラフトルーム」で音・湯・アートに包まれる。

今回の滞在は、「界 松本」らしさが最も凝縮されたと言っても過言ではない「オーディオクラフトルーム」。露天風呂と、広々としたテラス付き。昼間にはたっぷりの光が注ぎ込み、夜は月あかりに優しく照らされます。

ピアノ、テナーサックス、ベース、ドラムを持った演者たちが入ったオブジェのようなこちらは、手作りのスピーカー!「ジャズ カルテット」の名の通り、ジャズ専用の重低音も響かせられるジャズ鑑賞にぴったりなスピーカーです。使用する木材はバイオリンなどの楽器を作るものを使用するなどのこだわりが深い。

室内のライトもジャズ演奏者。これらは、信州在住の木工アーティスト兼フルート奏者の吉田直樹氏が立ち上げた「工房アンダンテ」で作られたもの。界 松本のスタッフと「クラフトフェアまつもと2014」で出会い、意気投合。コラボレーションが実現したのだとか。

フルートのアートにも、驚きの仕掛けが。本物のフルートが取り出せるようになっていて、実際に奏でることができるのです!「音楽は聞くものや奏でるもの、というイメージですが、この部屋では“音楽を自由に、遊び心満点に楽しむこと”ということに気付かされた気がします」と編集長。

界といえば温泉。八種十三通りの湯浴みを制覇する!

界での滞在の楽しみに欠かせないのが、温泉。ここ「界 松本」は、松本城の殿も好んだとされる浅間温泉がこんこんと湧き上がっています。泉質は肌当たりが滑らかなアルカリ性単純泉。まずはこの温泉の歴史や特徴、効果的な入浴方法を、「温泉いろは」で学びます。

イラスト付きのテキストに沿って進行。泉質の分類や分析書の見方など難しそうな内容も、わかりやすくて頭に入る!

「いざ入浴!」の前後に実施したい呼吸法も学びます。丹田を意識しながら、ゆったりとした深呼吸で、五感を開放するのがコツ!

「界 松本」の温泉は、豊富な湯量を生かした数々の温泉が魅力。「祥雲」と「貴天」2種類の大浴場があり、時間帯で男湯と女湯が入れ替わるため、十三通りの入浴が楽しめるのです!露天風呂は、心地よい風を感じながらゆったりと。

大風呂では、湯口から温泉が流れ込む音も楽しんで。

「寝湯」は、ゆらゆらと浮力に身を任せれば最高に心地いい!そのまま眠ってしまいそう…。

タイル張りのイスに座れば、体温よりほんのり温かい感触が心地よい「ラディアントバス」。体を内臓からゆっくりと温めてくれます。この他にも、天然のヒノキが香る「檜おがくず風呂」や「たち湯」、サウナなどが揃っています。「それぞれにリラックス効果が変わるので、全部制覇しなくては!」と編集長。

地元ワイナリーの思いの深さを知って、改めて長野ワインのおいしさに目覚める!

長野のワイン生産量は、全国2位!大小様々な規模のワイナリーが存在しています。そんな中でも、「界 松本」のご当地楽・NAGANO WINE紀行(2000円・ノンアルコールは500円)では、塩尻市桔梗ヶ原のワインについてクローズアップ。塩尻の風土や歴史、ワイナリーのこだわりを学びます。

学びはテイスティングをしながら。この日のテイスティングラインナップは、ヴォータノワイン、信濃ワイン、林農園の五一ワイン。

まずは、3つのワイナリーのこだわりをインタビュー形式でまとめたビデオを鑑賞。「取材力・構成力が素晴らしいです」と編集長。オーガニックとミネラルにこだわるヴォータノワイン、クラシックを聴かせたブドウを醸造させる信濃ワイン、創業100年の歴史を持つ林農場の五一ワイン。その特徴をまずはインプット。そして、「桔梗ヶ原のワイナリーはおよそ15軒。日本を代表するメルローの産地です」と力説するスタッフに、桔梗ヶ原の歴史や風土とワイナリーの関係を教えてもらいました。※感染防止対策の一環として、現在は客室で個別にDVDを鑑賞する内容に変更しています。

同じメルローでも、ワイナリーによって味だけでなく色も違う。また、色と味わいのギャップにも驚かされたり…。聞けば聞くほど、ワインの奥深さを感じて、愛おしさも感じる!「桔梗ヶ原のワイナリーみなさんは、手を取り合って長野ワインを盛り上げているとか。そんな協力して切磋琢磨することで、全国からも注目を浴びるまでに人気になったんですね」と編集長。

夕食は、長野ワインと和食のマリアージュを堪能。

テイスティングでほろ酔いつつ、夕食は「ワインすき鍋会席」で、和食と長野ワインのマリアージュをさらに堪能。地元の食材をふんだんに使用したメニューが揃います。写真は、オレンジ色を基調とした、伝統的なデザインの「松本手まり」の陶器がとても美しい!松本ならではの宝楽盛りです。三段になった器を、ワクワクしながら開けると…。

地魚のお造りや色とりどりの八寸が、目と舌を満足させてくれます!

メインの「ワインすき鍋」は、一人一鍋。熱々の鍋に信州のキノコや牛肉、野菜を入れ、割り下をジュワッと注ぎます。割り下には、濃縮したワインをたっぷり合わせているので、フルーティーな甘みと酸味、しょうゆのベースの香ばしい香りが立ち、食欲をそそる!ワインのおかげでコクや風味が高く、肉も柔らかく焼き上がります。「割り下は、甘すぎずしょっぱすぎず、各素材を絶妙に引き立てる味わいでおいしい!」と編集長も感動!

「楽都・松本」を実感する、感動のロビーコンサートを毎晩開催。

「以前の滞在時にも参加し、とても感動したことを覚えています」と編集長の記憶にも刻まれているロビーコンサート(無料)。毎夜行われています。演奏者は地元音楽家で日によって楽器や演奏ジャンルも様々。音楽の英才教育「スズキメソード」発祥の地であることから「楽都」と呼ばれて栄えてきただけあり、素晴らしい演奏者も多くスタンバイしています。

撮影当日は、ギターとベースのユニット。音色は高さ13mもの丸天井に反響し、全身が音に包まれるような感覚に。彼らの奏でるボサノバからバラード、ラテンなどで、ゲストたちの心をぐっと引き付けます。バーで販売されているワインをお供にすれば、まさに夢見心地です。

ご飯が進む「ご当地朝食」でパワーチャージ。

りんご100%のお目覚めジュースに始まり、なめこと油揚げのお味噌汁、松本で人気の水城漬物店の漬物と、地元食材がずらり!

朝食のメインは、朴葉の上に信州のハーブ鶏と地元人気店の焼き豆腐、キノコ、ねぎをのせ、2年熟成の信州赤味噌で蒸し焼きにした郷土料理。ご飯がぐんぐん進む!「長野の食事は、味噌やワインなどの発酵食品が豊富なので、体にもよさそうですね」。

切り替わった大浴場へ。八種十三通りの湯浴みの続きへ!

朝食をしっかりいただき、やり残したことが!チェックアウトまでの時間に、八種十三通りの湯浴みの続きを楽しみます。「泉質が優しいので、湯あたりも感じずにゆっくりいろいろ浸かれます。チェックアウトが12時なので、湯めぐり三昧できますよ」と編集長。

湯上りにはカリンエキスでビタミンとミネラルを補給。体調のメンテナンスを万全にして、今回の滞在を終えました。「ゆったりと滞在をしながら、大好きな温泉と音楽、ワインで心身ともにリラックスできました」と編集長。さて、次はどこの星野リゾートへ!?お楽しみに!

※掲載されている情報は、2020年3月時点のものであり、変更となる場合があります。

PRESENT

「星野リゾート 界 松本」のオリジナル グラスマーカー(3個セット)を3名にプレゼント!

応募締切は2020年8月15日(土)

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「星野リゾート 界 松本」Trip.15 長野|音楽とワイン、アートに酔いしれる滞在。お土産プレゼントも!

WRITER

Yoshimi Horii

Yoshimi Horii

『KELLY』編集長。星野リゾートをこよなく愛する。国内外の施設を制覇するのが夢!

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