【名古屋・那古野】円頓寺の老舗麺処「浅田屋」が復活!
#ランチ

2019.8.27tue

【名古屋・那古野】円頓寺の老舗麺処「浅田屋」が復活!

地下鉄「国際センター駅」から徒歩4分 | 円頓寺で戦前から営業を続けてきた麺処「浅田屋」が閉店したのは2017年9月末のこと。それから約2年の時を経て、旧店舗の跡地で屋号を「あさだ屋」にあらため復活を遂げました。

photo / Keisuke Osaka

 

浅田屋の歴史を紡いでいく

かつては2階に宴会場がある大きな店舗だった「浅田屋」。現在、その跡地は飲食店やシェアオフィスなどが集まる、通称「kaetimachi(替地町)」としてリノベーションされています。その一角、細い路地の先にあるのが「あさだ屋」です。店主亡き後店を閉めた「浅田屋」の思いを受け継いだ奥様と娘さんが、規模を縮小してオープンさせました。

新店舗の店先にシンボルとして置かれている、年季の入った製麺機。かつてはこの製麺機で店主が毎日麺を打っていたのだとか。現在の店舗では製麺をやめ、メニューの数も1/4ほどになりましたが、きしめんや中華そばなどの主力メニューは健在。慣れ親しんだ味を求める常連さんなどで、店は賑わいを取り戻しています。

ずっと残ってほしい老舗の味

「きしめん」(550円)。かつお節でしっかりととっただしに、たまり醤油などを加えた黒いスープが名古屋らしい一品。見た目とは裏腹に、くどさはなく、飲み干したくなる優しい味です。

たっぷりの野菜がうれしい「味噌中華」(720円)。和風だしに赤みそと白みそを加えたスープに中華麺の組み合わせ。唐辛子がピリッときいていてクセになります。

店内はカウンターとテーブル1席の小じんまりとした空間。お品書きの木枠や箸入れ、入り口の引き戸など、所々に以前の面影を残しています。

※掲載内容は、2019年8月時点の情報です

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【名古屋・那古野】円頓寺の老舗麺処「浅田屋」が復活!

WRITER

Masami Naramura

Masami Naramura

岐阜県出身。出版社勤務を経て、2015年に独立。名古屋を拠点に、フリーランスの編集者・ライターとして雑誌の編集・取材、広告制作、コピーライティングなどを手がける。旅とまちネタが好き!

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